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指数関数・対数関数のグラフと性質をわかりやすく解説

公開日: 2026/7/11

📐 公式まとめ

  • 1. 指数関数とは

    y=axy = a^x
  • 3. 対数とは

    p=logaMap=Mp = \log_a M \quad \Longleftrightarrow \quad a^p = M

1. 指数関数とは

指数関数とは、a>0a>0a1a\neq1 の定数 aa を使って、次の形で表される関数です。

y=axy = a^x

aaといいます。指数法則 am×an=am+na^m \times a^n = a^{m+n} などを使えば、指数が整数でなくても値を計算できます。

2. 指数関数のグラフと性質

  • a>1a > 1 のとき: xx が増えると yy も増える(右上がりの増加関数)
  • 0<a<10 < a < 1 のとき: xx が増えると yy は減る(右下がりの減少関数)
  • グラフは常に点 (0,1)(0, 1) を通り、y>0y > 0 の範囲にある(xx 軸とは交わらない)

2.1. 例題1: 指数関数の値を求める

y=2xy = 2^x について、x=3x=3 のときと x=2x=-2 のときの yy の値を求めなさい。

x=3 のとき y=23=8,x=2 のとき y=22=122=14x=3 \text{ のとき } y = 2^3 = 8, \qquad x=-2 \text{ のとき } y = 2^{-2} = \frac{1}{2^2} = \frac{1}{4}

3. 対数とは

a>0a>0a1a\neq1M>0M>0 のとき、ap=Ma^p = M となる指数 pp を、aa を底とする MM の対数といい、次のように表します。

p=logaMap=Mp = \log_a M \quad \Longleftrightarrow \quad a^p = M

対数は「指数を求める計算」だと考えるとイメージしやすくなります。

4. 対数の性質(公式一覧)

loga(MN)=logaM+logaN\log_a(MN) = \log_a M + \log_a N logaMN=logaMlogaN\log_a\frac{M}{N} = \log_a M - \log_a N logaMk=klogaM\log_a M^k = k\log_a M logab=logcblogca(底の変換公式)\log_a b = \frac{\log_c b}{\log_c a} \quad (\text{底の変換公式})

4.1. 例題2: 対数の計算

log28+log24\log_2 8 + \log_2 4 の値を求めなさい。

積の公式を使ってまとめると、

log28+log24=log2(8×4)=log232=5\log_2 8 + \log_2 4 = \log_2(8\times4) = \log_2 32 = 5

(25=322^5=32 なので log232=5\log_2 32=5。別々に計算しても log28=3\log_2 8=3log24=2\log_2 4=2 で合計 55 となり一致します。)

5. 対数関数のグラフと性質

y=logaxy=\log_a x のグラフは、y=axy=a^x のグラフを直線 y=xy=x について対称移動した形になります(指数関数の逆関数にあたるため)。

  • 定義域は x>0x>0、値域はすべての実数
  • グラフは常に点 (1,0)(1, 0) を通る
  • a>1a>1 のとき増加関数、0<a<10<a<1 のとき減少関数

(本文中への画像挿入案: /images/math-2/shisuu-taisuu-kansuu-graf.png、alt=「指数関数と対数関数のグラフの関係(直線y=xに関して対称)を示した図」をこのセクションの下に配置すると、2つのグラフの対称性が視覚的に伝わりやすくなります。二次関数のグラフ の考え方と同じく、グラフの形をイメージしながら性質を覚えると理解が定着しやすくなります。)

5.1. 例題3: 対数方程式を解く

方程式 log2x+log2(x2)=3\log_2 x + \log_2(x-2) = 3 を解きなさい(ただし x>2x>2)。

積の公式でまとめると、

log2{x(x2)}=3x(x2)=23=8\log_2\{x(x-2)\} = 3 \quad \Longrightarrow \quad x(x-2) = 2^3 = 8 x22x8=0(x4)(x+2)=0x^2 - 2x - 8 = 0 \quad \Longrightarrow \quad (x-4)(x+2) = 0

x=4x=4 または x=2x=-2 ですが、定義域 x>2x>2 を満たすのは x=4x=4 のみです。

6. クイズ

  1. log381\log_3 81 の値を求めなさい。

    • 答えを見る正解: 4481=3481=3^4 なので log381=4\log_3 81=4
  2. 方程式 2x+1=322^{x+1} = 32 を解きなさい。

    • 答えを見る正解: x=4x=432=2532=2^5 なので x+1=5x+1=5、よって x=4x=4
#指数関数#対数関数#グラフ