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円の方程式と軌跡の求め方をわかりやすく解説

公開日: 2026/7/10

📐 公式まとめ

  • 1. 円の方程式の基本形

    (xa)2+(yb)2=r2(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2
  • 2. 一般形から中心・半径を求める(平方完成)

    x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0

1. 円の方程式の基本形

中心 (a,b)(a, b)、半径 rr の円は、次の方程式で表されます。

(xa)2+(yb)2=r2(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2

これは、円周上の点 (x,y)(x, y) と中心 (a,b)(a,b) の距離が常に rr であることを、そのまま距離の公式で表した式です。

1.1. 例題1: 中心と半径から方程式を求める

中心 (2,3)(2, -3)、半径 44 の円の方程式を求めなさい。

基本形にそのまま代入すると、

(x2)2+(y+3)2=16(x - 2)^2 + (y + 3)^2 = 16

2. 一般形から中心・半径を求める(平方完成)

円の方程式は、展開すると次のような一般形でも表せます。

x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0

一般形から中心・半径を求めるには、平方完成xxyy それぞれについて行います。

2.1. 例題2: 一般形から中心・半径を求める

x2+y24x+6y3=0x^2 + y^2 - 4x + 6y - 3 = 0 の中心と半径を求めなさい。

xxyy それぞれについて平方完成します。

(x24x)+(y2+6y)3=0(x^2 - 4x) + (y^2 + 6y) - 3 = 0 (x2)24+(y+3)293=0(x-2)^2 - 4 + (y+3)^2 - 9 - 3 = 0 (x2)2+(y+3)2=16(x-2)^2 + (y+3)^2 = 16

よって、中心 (2,3)(2, -3)、半径 44 の円です(例題1のちょうど逆の問題になっています)。

3. 軌跡の求め方

軌跡とは、ある条件を満たす点全体が描く図形のことです。軌跡の方程式は、次の手順で求めます。

  1. 求める軌跡上の点を P(x,y)P(x, y) とおく
  2. 条件を x,yx, y の式で表す
  3. 式を整理して、どんな図形になるかを見抜く

(本文中への画像挿入案: /images/math-2/en-no-houteishiki-kiseki.png、alt=「2点からの距離の比が一定になる点の軌跡(アポロニウスの円)を示した図」をこのセクションの下に配置すると、条件を満たす点の集まりが円になる様子が伝わりやすくなります。)

3.1. 例題3: 軌跡の方程式を求める

2点 A(0,0)A(0,0)B(6,0)B(6,0) から、AP:BP=1:2AP:BP = 1:2 となる点 PP の軌跡を求めなさい。

P(x,y)P(x, y) とおくと、条件 2AP=BP2AP = BP より 4AP2=BP24AP^2 = BP^2 が成り立ちます。

4(x2+y2)=(x6)2+y24(x^2 + y^2) = (x-6)^2 + y^2 4x2+4y2=x212x+36+y24x^2 + 4y^2 = x^2 - 12x + 36 + y^2 3x2+3y2+12x36=03x^2 + 3y^2 + 12x - 36 = 0 x2+y2+4x12=0x^2 + y^2 + 4x - 12 = 0

平方完成すると、

(x+2)24+y212=0(x+2)2+y2=16(x+2)^2 - 4 + y^2 - 12 = 0 \quad \Longrightarrow \quad (x+2)^2 + y^2 = 16

よって、点 PP の軌跡は、中心 (2,0)(-2, 0)、半径 44 の円です。

4. クイズ

  1. 中心 (1,5)(-1, 5)、半径 33 の円の方程式を求めなさい。

    • 答えを見る正解: (x+1)2+(y5)2=9(x+1)^2 + (y-5)^2 = 9
  2. x2+y2+2x8y+8=0x^2 + y^2 + 2x - 8y + 8 = 0 の中心と半径を求めなさい。

    • 答えを見る正解: 中心 (1,4)(-1, 4)、半径 33。平方完成すると (x+1)21+(y4)216+8=0(x+1)^2 - 1 + (y-4)^2 - 16 + 8 = 0 より (x+1)2+(y4)2=9(x+1)^2+(y-4)^2=9
#円の方程式#軌跡#図形と方程式