理系ハウス

二次方程式の解き方【因数分解・解の公式】

公開日: 2026/7/11

📐 公式まとめ

  • 1. 二次方程式とは

    ax2+bx+c=0(a0)ax^2 + bx + c = 0 \quad (a \neq 0)
  • 3. 解の公式を使って解く

    x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}

1. 二次方程式とは

xx についての方程式のうち、次の形で表せるものを二次方程式といいます。

ax2+bx+c=0(a0)ax^2 + bx + c = 0 \quad (a \neq 0)

aabbcc は定数で、aa00 だと x2x^2 の項が消えて一次方程式になってしまうため、a0a \neq 0 という条件がつきます。

二次方程式の解き方には、大きく分けて次の2つの方法があります。

  • 因数分解を使う方法
  • 解の公式を使う方法

それぞれの手順を、例題を通して見ていきましょう。

2. 因数分解を使って解く

左辺を (xp)(xq)=0(x - p)(x - q) = 0 の形に因数分解できれば、x=px = p または x=qx = q が解になります。これは、2つの数をかけて 00 になるとき、少なくとも一方が 00 でなければならないという性質を利用しています。

2.1. 例題1

次の方程式を解きなさい。

x25x+6=0x^2 - 5x + 6 = 0

かけて 66、足して 5-5 になる2つの数を探すと、2-23-3 が見つかります。よって、

(x2)(x3)=0(x - 2)(x - 3) = 0

と因数分解できるので、解は

x=2,x=3x = 2, \quad x = 3

です。

3. 解の公式を使って解く

因数分解が難しい場合でも、解の公式を使えばどんな二次方程式でも解くことができます。

x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}

この公式は、ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0aabbcc の値をそのまま代入するだけで使えます。

3.1. 例題2

次の方程式を解きなさい。

2x2+3x2=02x^2 + 3x - 2 = 0

a=2a = 2b=3b = 3c=2c = -2 を解の公式に代入すると、

x=3±324×2×(2)2×2=3±254=3±54x = \frac{-3 \pm \sqrt{3^2 - 4 \times 2 \times (-2)}}{2 \times 2} = \frac{-3 \pm \sqrt{25}}{4} = \frac{-3 \pm 5}{4}

よって、

x=12,x=2x = \frac{1}{2}, \quad x = -2

となります。

4. 因数分解と解の公式、どちらを使うべき?

  • まず因数分解できないか試してみる(整数の解になることが多く、計算が速い)
  • 因数分解が思いつかない、または解が整数にならなそうなときは解の公式を使う

どちらの方法でも同じ解が得られるので、状況に応じて使い分けられるようになると計算がスムーズになります。

5. クイズ

  1. 次の方程式を因数分解で解きなさい:x27x+12=0x^2 - 7x + 12 = 0

    • 答えを見る正解: x=3,4x = 3, 4。かけて 1212、足して 7-7 になる数は 3-34-4 なので (x3)(x4)=0(x-3)(x-4)=0
  2. 次の方程式を解の公式で解きなさい:x22x1=0x^2 - 2x - 1 = 0

    • 答えを見る正解: x=1±2x = 1 \pm \sqrt{2}a=1,b=2,c=1a=1, b=-2, c=-1 を代入すると x=2±4+42=2±222=1±2x = \dfrac{2 \pm \sqrt{4+4}}{2} = \dfrac{2 \pm 2\sqrt{2}}{2} = 1 \pm \sqrt{2} となり、整数解にならないため解の公式が適しています。
#二次方程式#因数分解#解の公式